1玉の大きさで玉数が決まる
総1,200mを1玉100mの糸で編むと12玉。1玉250mなら5玉です。玉の継ぎ目(=糸端の始末)も同じ数だけ減ります。
面積の大きい作品では、素材の良し悪しより先に、1玉が何メートルあるかを見てください。100g玉のアクリルや綿は、この用途のために作られています。
モチーフつなぎなら1枚で測れる
1枚(1モチーフ)を編んで、使った長さを測る。これに必要枚数を掛ければ、総必要mが正確に出ます。大きい作品を面積から概算するより確実です。
つなぎ目と縁編みのぶんを1割ほど足してください。モチーフつなぎは持ち運べて、途中でやめても形になるので、初めての大物には向いています。
重さを計算に入れる
綿100%で100×140cmを編むと、糸だけで1kg近くになります。かけたときにずっしりして、洗濯後に干すのも大変です。
軽さがほしいならウール混かアクリル、しっかり感がほしいなら綿、と先に決めてください。膝掛けは軽さ優先、ソファに掛けるものはしっかり感優先、が使い分けの目安です。
洗える糸で作る
ブランケットは飲みものをこぼします。大きいものほど手洗いが大変なので、**大物ほど洗える糸**を選んでください。防縮(スーパーウォッシュ)表示のウール、綿、アクリルです。
ウール100%を洗濯機で洗うと縮みます。1,200m編んだものが縮むのは、かなりつらい失敗です。
サイズ別の必要量の目安
| 作るもの | サイズ | 総必要m | 1玉100g250mなら |
|---|---|---|---|
| コースター4枚 | 10cm角×4 | 約40〜60m | 1玉未満 |
| クッションカバー | 45cm角 | 約250〜350m | 1〜2玉 |
| 膝掛け | 70×100cm | 約600〜850m | 3〜4玉 |
| ブランケット | 100×140cm | 約1,200〜1,700m | 5〜7玉 |
| ベビーブランケット | 80×80cm | 約600〜900m | 3〜4玉 |
ブランケットの必要玉数を計算する手順
- サイズを決める膝掛けなら70×100cm、ブランケットなら100×140cmが定番。
- 1枚編んで測るモチーフつなぎなら1枚、1枚編みなら10cm角のスワッチをほどいて長さを測る。
- 総mを出すモチーフなら1枚のm × 枚数。1枚編みなら 面積 × (10cm角のm ÷ 100)。
- 1割足すつなぎ目と縁編みのぶんを足す。
- 玉数に直す総m ÷ 1玉のm を切り上げ、予備を最低2玉足す。
よくある質問
- ブランケットは何玉あれば編める?
- 100×140cmで総1,200〜1,700m。1玉100g250mの糸なら5〜7玉が目安です。1玉100mの糸だと12〜17玉になります。
- 膝掛けなら?
- 70×100cmで総600〜850m。1玉250mなら3〜4玉です。
- どんな糸を選べばいい?
- 1玉が大きく(100g前後)、洗えるものです。綿・アクリル・防縮ウール。面積が大きいので、素材の良し悪しより1玉の長さが効きます。
- モチーフつなぎと1枚編み、どちらが計算しやすい?
- モチーフつなぎです。1枚編んで使った長さを測り、枚数を掛ければ正確に出ます。
注意点
- モチーフつなぎは、つなぎ目と縁編みのぶん1割ほど増えます。
- 綿100%の大判は糸だけで1kg近くになります。重さを計算に入れてください。
- 大物ほど手洗いが大変です。防縮・綿・アクリルなど洗える糸を選んでください。